電力自由化から2カ月あまり。各社がさまざまな新サービスを展開する一方、顧客獲得競争の激化で撤退する企業も出始めている。

東京ガスは、グループ会社のライフバルやエネスタで販売している電気エアコンの購入とあわせて電気を申し込んだ場合、エアコン代を値引きする新サービスの検討に入った。電力使用量が増える夏場に向けて、新サービスで顧客掘り起こしを図る。また、九州電力グループの九電みらいエナジーと日本航空(JAL)は、関東(東京電力管内)の利用者を対象に電気料金100円ごとに1マイル積算できるサービスを創設した。サービスプランとしては、東電の「従量電灯B」に相当する「JAL マイルプランM」と「従量電灯C」に対応する「JAL マイルプランL」の2つ。

一方で、豊通ニューエナジーが小売事業者登録を抹消した。これによって撤退は5社になった。現在、小売電気事業者は300社を突破しさらに拡大する見通しだが、競争激化による生き残りも厳しくなっている。