電力自由化で魅力的なサービスが続々と登場している一方で、自由化に対するデメリット情報が少なく切り替えに対して消費者は様子見している人も多い。

 大手リサーチ会社の調査によると、電力会社切り替えの検討・申し込み理由では、「料金低下」と「サービス向上」が多く、他のサービスとセットで割引が受けられるガス会社や携帯電話会社のサービスが人気だ。このほかにもミサワホームが電気代に応じてポイントを付加し自宅のメンテナンスやリフォーム費用に充当できる「ミサワでんき」をはじめ、JXグループはガソリン代が安くなる「ENEOSでんき」をスタート、各社がそれぞれ特徴を活かしたサービスを展開している。

 とはいえ、実際の切り替えはあまり進んでいない。自身が利用しているサービスが突然打ち切りになる可能性や契約した事業者が倒産した場合の対応など、漠然と不安を感じる人が多く消費者が様子見しているためだ。自由化に対するデメリット情報の少なさがその背景にあるようだ。