電力小売自由化まで3カ月あまり。経済産業省の電力取引監視等委員会は、電力小売事業者の営業活動に関するルール案を有識者会議に示した。標準メニューの明示や高額違約金の禁止などを盛り込む一方、消費者団体などを求めていた「電源構成」の開示義務は見送り、ホームページなどで電源構成を公表するよう促すことにとどめた。今後、意見公募を経て、来年1月にも正式決定する。

 こうした中、新たにテーマパーク運営のハウステンボスが、来年4月以降に家庭用などの小口電力販売に参入することを表明した。自主電源として約10億円を投じ、来年夏にテーマパーク内の敷地に出力7500kWのガスエンジン発電機を導入する。

電力小売自由化を巡っては、近く、大手電力会社が新規事業者に対し、送電線の利用料を明示する予定だ。それを受けて新規事業者による料金プランの策定も加速する見通しで、営業活動のルール決定に伴い、年明け以降、新規参入各社の詳細な事業計画も明らかになるとみられる。